Base of Lifeの車田春香です。
今年の梅雨は梅雨らしい長雨。
ジメジメとした日が続いていますね。
梅雨の時期に起こりやすい不調といえば、
むくみや体のだるさ。
かくいう私も、この不調に悩まされている一人です。
朝起きると、体が重く、だるい。少しめまいもあったり。
この時期の不調の多くは、高い湿度により体内の水分代謝が悪くなることにより起こりますが、
漢方では、症状を抑えることよりも、その原因となるものを取り除くことが大切だと考えます。
つまり、対策としては…
・換気を行う。
・衣類は通気性や吸水性の高い素材のものを選ぶ。
・体(特に下半身)を冷やさない。
・汗をかくぐらいの運動をする。
・きゅうりやスイカなど余分な水分を排出してくれる食材を摂る。
などなど。
それにしても、旬のもの・地のものを食べるということは、
本当に理に適っているなと思います。
私が住んでいる福島県須賀川市では、特産であるきゅうりが最盛期を迎えています。
私もしっかりと大地のパワーをいただきたいと思います。
不調は体の中で異常が起こっているアラームです。
中国医学の基礎となる『黄帝内経』にはこのような一文があります。
「大体、病になりきってきまった後で、どんなに良薬を与えても、
あるいは乱世になってしまった後でどんなに善政を布いても、
それは、ちょうど、のどが渇いてたまらなくなってから、慌てて井戸を掘ったり、
戦闘が始まってしまってから、あたふたと兵器を作ったりするようなものであって、
これが手遅れでないとどうしていえるだろうか?」
表現は少し極端なような気もしますが、病気になってしまってからでは遅いということです。
アラームが鳴ってるのに、このぐらい大丈夫だろう、は危険です!
自分を守ってあげられるのは、自分だけ。
それでは、いつもの合言葉。
できることから「ほどほどに」
Base of Life、始めましょう!
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